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アートで脳をアンチエイジング!

より長く健やかに生きたい、これは多くのひとの願いだろう。

そのためには日々の衣食住が満ち足りていることはもちろん、適度に身体を動かし、意識的に脳をはたらかせる必要がある。

アートを実践することも、脳のはたらきに大きく貢献する。「デッサンをすることで脳が活性化し、認知症の症状をやわらげる」という研究データも報告されているほどだ。

実は、アート界に君臨した巨匠には大往生を遂げたひとが数多くいる。誰もが耳にしたことのあるあの著名画家たちもこれほど長生きだと知ると、あなたもきっと驚くにちがいない。

シャガール97歳、ピカソ91歳、ミロ90歳、ミケランジェロ88歳、モネ86歳、マティス84歳・・・

 

日本人画家たちもなかなかの長寿揃いである。

小倉雄亀105歳、片岡球子103歳、梅原龍三郎98歳、東山魁夷90歳、あの葛飾北斎だって88歳まで生きたという。

 

さらに驚きの画家を紹介しよう。
今もなお精力的に制作をつづけている後藤はつの、現在113歳。世界長寿番付でも30位に入るほどの彼女が画家として歩み始めたのは、73歳のとき。カルチャーセンターで絵を習ったことからアートをはじめた遅咲きながらも、今でも個展をたびたび開く現役画家である。

 

ここまで画家たちに長寿が多いとなると、いやでも関連性をひも解きたくなってくる。
そこで鍵となるのは、アートの「能動性」かもしれない。
アートというのは、基本から能動的である。お手本はあってないようなもの。そっくり真似ればいいわけではなく、自分で考え、悩み抜き、描く線や色を選んで形にしてゆく、そんな工程の繰り返しだ。
だからこそ桁外れの集中力が必要であり、それを支える肉体も健康でなくてはならない。アートを続けている間に、そんな生きるための「基礎体力」が知らず知らずのうちに養われているのだと考えられる。

これからも健やかに生きるために、脳のためのスポーツ、「アート」をはじめてみてはいかがだろう?    (M.K.)

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