Facebook Instagram

アートセンスが企業イメージの鍵を握る

いつもは文字ばかり投稿するFacebookで、うまく撮れた写真を添えた途端「いいね」の数がぐんと増えた経験、ないだろうか?

写真といえば、写真や画像でつながることのできるSNS、Instagram(インスタグラム)。今では、世界に4億人ものユーザーをもつ巨大メディアである。

ここまで流行っているのは、自分が投稿をしてシェアできるからだけではない。タイムリーに嘘のない情報を「検索」できる機能が果たす役割もおおきいのだ。旅先の気候にあった服装をチェックするのだって、これから行くイベントの盛況度合いを見るのだって、実際に訪れている誰かの写真を見るのが確実。

いかにわたしたちが視覚情報にもとづいて判断することが多いのか、実感できるだろう。

 

これはいまや、個人に限った話ではなくなっている。

資生堂やトヨタ自動車、NTTまでもがこぞって、Instagramに力を入れている。現代においてブランドイメージの向上を図るには、視覚に訴える写真のほうが効果的だからだ。消費者に敬遠されがちである(ときに疑いをもって読まれてしまう)説明的な文字情報を廃し、信頼度の高い写真でまず見せるのが、いまのコンテンツマーケティングの主流。

そう、アートセンスがブランドマーケティングの中でも不可欠な要素になっているのだ。「ものをより良く見せるために」「誰かをより美しく見せるために」、こんな動機でアートを学ぶとまた異なる切り口の発見があるにちがいない。  (M.K.)

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