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アートが人生の幸福度を押し上げる

日常を振り返ると、意識的に選び取ることが驚くほど少ないことに気づく。朝起きて、同じ時間の電車に乗る。出社してパソコンを立ち上げる。電話が鳴るから応えるし、開拓するより依頼がきて対応するほうが多いかもしれない。ふと気づけば、そんなルーティーンの輪でがんじがらめにされた自分がいる。

こういうときこそ、これまでの習慣に風穴をあけるとき。どうせ新しくはじめるなら、がらっと違うことがいい。そして、人生をちょっと明るくしてくれること。

 

「裁量がある」「選択権がある」ひとほど人生に対しての満足度が高い、というのはよく聞く話である。ただ、ここで注意してほしいのは、裁量がある=地位が高いわけではなく、本人の認識によるものだということ。どんな立場であれ、自分が選んでいる自覚があるひとなのだ。もし、この「選んでいる」実感を抱きやすい人間になれたら、より充実した人生を送れるだろう。

 

デッサンをはじめ、アート活動は選択の繰り返し。たった1ミリの線をどう入れるかで一晩悩むなんてこともしょっちゅう。しかし、その先に完成というゴールがあるから、悩む、決断をし、選ぶことを何度も何度も繰り返す。

ART & LOGICの受講者からよく聞く「世界の見方が変わった」「視野が広がった」「他人に寛容になれた」という共通の声は、アートが「選択」を意識させ、自分自身の生き方への肯定がうまくいきはじめたことに起因するのかもしれない。   (M.K.)

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