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アートがビジネスをアップデートした実例(前編)

ルイ・ヴイトンをはじめとした外資系ハイブランドがアーティストとコラボレーションをすることでイメージアップを図り、それに加えビジネスにも直結した実績をあげているのは疑いのない事実である。
日本でもイラストレーターをはじめとして商業芸術の分野で活躍しているクリエイターとのコラボは10年以上前から目の当たりにすることが多い。
実は日本でも新進気鋭のアーティストとコラボレーションをし、実績をあげている某アパレルメーカーが存在するのだ。
そのアパレルメーカーの代表の方にインタビューを試みた。
通常はアパレル専門のデザイナーにシーズン毎のコンセプトをオリエンテーション、そしてプレゼンテーションを受けて何回かのキャッチボールののちに制作に入る。
当たり前の話であるがその道のプロフェッショナルであるゆえにトレンドを捉えマーケティングをし、クライアントの要望に答える。その結果として、決して外さないデザインが上がってくる。
アーティストとのコラボレーションも当然のことながらまずはオリエンから始まる。その後のやりとりはsnsでのメッセージにて行われたそうなのだ。
アーティストたちは、オリエンを受けてデザイナーのするように具体的なデザイン案を上げてくるのではなく、まずは徹底的に言語化する事を試みるのだ。
アートと言語?と思う方が多いはずである。
しかしながら良いアーティストたちは良いリベラルアーティストでもあるのだ。
まさに、言語脳と画像脳を行ったり来たりしながら思考を巡らせていく訳である。
<続きは後編へ>

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