Facebook Instagram

アートセラピーってなんだ?

「アートセラピスト」という職業がある。アメリカ・イギリス等のアート先進国においては、芸術と臨床心理学それぞれの分野で学び、修士課程かそれ以上の高度な学位と証明書を要する専門職である。欧米の美術大学では、地域コミュニティーとのかかわりを積極的にもたせる授業が増えており、その中でアートセラピストを志すようになる元アーティストも少なくない。

アートセラピーの実践によって得られる効果は、数多く報告されている。表現することでのリラックスのみにとどまらず、過去のトラウマを乗り越える、自己肯定ができる、ビジネスアイデアの創出を助ける・・・などなど。いずれも成人したあとでは教わることもなく、なかなか体得する機会にも出会えない、非認知スキルである。

アートの力が芸術方面以外の分野でも発揮される場は、今後ますます増えていくことに間違いないだろう。アート・アンド・ロジックで、その手掛かりを探してみてはいかが?       (M.K.)

セミナー一覧